長期インターンって短期インターンと何が違うの?応募する前に知っておきたい魅力と注意点

就活

大学生として生活をしていると長期インターンといった言葉を耳にする事が多々あるのではないでしょうか?友だちが長期インターンに行ってて自分も興味がある、就活生だからそろそろ長期インターンに行ってみようかな、そういった考えをお持ちの方は多いかと思います。

今回はそんな方に向けて長期インターンとは何なのか、短期インターンとの違いや魅力などについて解説します。

短期インターンとは?

短期インターンは1日~1週間程度の期間で行われるインターンで、ほとんど会社説明会に近いものもあればグループディスカッションやプレゼン、営業に同行したりなどハードなものもあり、このインターンシップで上手くアピールできれば特別選考ルートに招待されたり、早期選考に進むことが出来ます。
開始時期は3年生から参加できるものがほとんどで、早い企業だと3年生の春学期が始まると同時に募集を始めます。

長期インターンとは?

一方で長期インターンは1カ月以上行うアルバイトのようなもので、タウンワークやバイトルなどで募集しているような仕事とはかけ離れた、営業やWebマーケティング、エンジニアリングといった幅広い内容の業務を任されます。
また、長期インターンの募集の時期は企業によってバラバラで、1年生~4年生まで募集しているものものあれば、選考目的で3年生のみ募集しているものもあります。

結局何が違うの?

長期インターンと短期インターンの主な違いは実施期間活動内容給与の有無です。

長期インターンの場合、インターン(職業体験)という名前ではあるものの活動内容はバイトと同じように普通に働くことがほとんどで、働いた分だけ給与(報酬)も貰えます。
短期インターンの場合、文字通り職業体験を通して自社の事を深く知ってもらうのが目的か、グループディスカッションなどのワークの結果を見て採用の合否、早期選考へ案内するか否かなど選考目的で行われる場合がほとんどで、お給料も基本的には貰えません。

長期インターンの魅力

アルバイトでは出来ないような経験が積める

前述したように、長期インターンでは普通のアルバイトとは一味違った内容のお仕事に従事することになります。例、営業 マーケティング エンジニア デザイナー

例えば、営業(セールス)ポジションであれば自社の商材(モノやサービス)を売るために電話や訪問をして新規顧客を獲得するのが主な業務内容になり、場合によってはその電話先や訪問先の選定まで自身で担当することになります。
私個人の意見ですが営業ポジションは成果主義的な一面が強いため、数あるポジションの中でも比較的ハードな部類に入ると思っています。ただ、その分報酬も高い傾向にあります。

マーケティングポジションであればwebメディア(記事)の執筆やSEO対策、マーケティング施策の立案、SNSでの広報活動などがあり企業広報の裏側を学ぶことが出来ます。
実際に私自身もwebマーケティングポジションとして長期インターンに参加したことがありますが、ベンチャー企業ということもありメディアの執筆からサイト制作、SNSアカウントの運用など幅広く経験させて頂きました。

このように長期インターンではアルバイトでは中々経験できないようなお仕事を経験させて貰えます。

人脈が広がる

長期インターン先のスタッフさんや同じインターン生はもちろんですが、業務で取引したことがある企業の社員さんなど様々な方と人脈を築くことが出来ます。
ここで築いた人脈は就活の際に役立つこともありますし、フリーランスで仕事をする際にはお仕事を貰えたり、起業をする際には事業に協力してもらうきっかけになったりもします。

社会人としての基礎が身に付く

話し方やビジネスマナーはある程度であれば普通のアルバイトでも身に付きますが、基本的にシチュエーションがルーティン化されている事が多いため、やはり社会人力という点においても長期インターンの方が身に付く傾向にあるかと思います。
メールや商談、打ち合わせなど、言葉使いやマナーを意識する機会はかなり多く、また場合によってはプレゼン資料作成など請け負うこともあるため入社後に同期に大きく差を付ける要因になったりもします。

注意点

忙しくなる

長期インターン先にもよりますが基本的に長期インターンは忙しいです。
アルバイトであればシフトが入っている時間のみ働くということがほとんどかと思いますが、長期インターンの場合仕事を家に持ち帰ったり、時間外での情報収集など業務時間外での努力を求められる事が多いです。
ただ、この業務時間外での努力が出来るかどうかがキャリアの分岐点だと私個人は考えています。

バイトに比べて時給単価が低いかも

前述した通り、長期インターンは業務時間外での努力が求められるためアルバイトに比べて時給単価が低くなることがあります。
ただ、スキルや経験を学生のうちに積んでおけば社会人になったときにお金に関しては回収できるかと思います。

責任が大きくなる

任せて貰える仕事の幅が広い分、責任も大きくなります。
この責任の肥大化があなたを忙殺することにも繋がりかねないので、場合によっては仕事を断る選択肢も持っておきましょう。

まとめ

長期インターンで得られるスキルや経験値は今後のキャリアでも役に立つものが多いですが、それ相応のエネルギーと時間が必要になります。
事前に業務内容に関して詳しく調べ、将来自分のやりたい事や現在のスケジュール感を考慮しながら、自分に合った長期インターン先を探すようにしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました